ジュゴンとマナティーの違い

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前回記事で7図柄はジュゴンまたはマナティーと書きましたが、ジュゴンが正解でしたね。

ついでなので、ジュゴンとマナティーの違いについて説明します。

哺乳類のカイギュウ目までは同じで、ジュゴン科とマナティー科に分かれます。

大きな違いはジュゴンは海水域にのみ生息して、マナティは基本淡水域に生息してますが、珠に河口付近まで下ってくるようです。

両方ともレッドリストでVulnerable(危急)(絶滅危惧II類)に指定されていて、いつ全滅してもおかしくない状況です。

ちなみにオーストラリアは反捕鯨国で且つ、シーシェパードの支援者が多数いらっしゃる国なのですが、ジュゴンに関しては毎年1000頭程狩猟しているおかしな国です。

絶滅危険度から考えたら鯨よりジュゴンやマナティーの方が断然危険性が高い状況です。

絶滅危険度が全くないイルカ漁を妨害したり、白人さんの考えることはよく判らないですね。

話は変わりまして、よく耳にする人魚伝説ですが、東洋ではジュゴン、西洋ではマナティーを元に発展したと言う説が有力です。

しかし、伝説の元となった、赤ちゃんを抱っこして授乳する行為はカイキュウ目では行われず俗説であると言われています。

まあ、お世辞にもジュゴンの顔は人魚には似ていないので、後々に誰かがこじつけた作り話なのでしょう。

最後にこれは禁断の話なのですが、水中に住む哺乳類の肉は全て美味しいそうです。。。

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